諸鈍しょどん

加計呂麻島の東側、請島側に位置し、加計呂麻島で1番大きな集落です。生間港から峠を越すと直ぐに島唄で有名な諸鈍長浜が見えてきます。下り坂を降りきった所には、平家の落人平資盛(たいらのすけもり)を祀った大屯神社(おおちょんじんじゃ)があり、旧暦のクガツクニチには国指定重要無形民俗文化財の諸鈍シバヤが奉納され、多くの人で賑わっています。集落の海岸線沿いには、樹齢300年を超えるデイゴの並木が続き、映画の撮影にも使われました。文化遺産は、諸鈍シバヤやデイゴ並木などがあります。

【信仰】
集落の入口に平資盛をまつる大屯神社があります。この神社では旧暦9月9日に祭りが行われ諸鈍シバヤ(国指定 重要無形民俗文化財)が上演されます。現在,大屯神社の境内には神社が建立される以前はノロの神屋があったと考えられています。境内の背後の山からノロが鉦を鳴らしておりてきたという伝承も伝わっています。また,徳浜に登る旧道の入口近くにテイラヤマと呼ばれる場所があり、そこに泉の湧き出る共同水汲み場がありました。

【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P94,95,96,97,98,99、100,101


  シバサシ前日
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