ザトウクジラ

英名Humpback whale (学名 Megaptera novaeangliae ) 座頭鯨
繁殖のために季節によって約7,000kmの距離を回遊しているクジラ。
毎年12月下旬から4月下旬頃の冬季に奄美周辺で見られる。
夏に餌が豊富な北太平洋アリューシャン列島近海で採食し栄養を蓄え、
秋になると日本列島の南を目指して南下を始める。
冬は熱帯、亜熱帯海域で繁殖行動、出産、子育てをして、
春になると再び北太平洋を目指して北上を始める。
奄美周辺では繁殖活動中のペアや母子等、2~3頭の群れで
見られる事が多く、2~3月頃がピークになる。
親クジラの体長は約13m、生まれたばかりの子クジラで約5m。
ブリーチと言われる海面から空中に勢いよくジャンプする行動は大迫力である。
個体識別には、各個体の尾びれ写真が用いられる。
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