ヤコウガイ細工体験に参加しました。
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講師は、前日に子どもたちに同じ体験レクチャーをしてくださった
徳之島のヤコウガイアーティスト・池村 茂さん。
(※池村さんのプロフィールや、ヤコウガイについてはリンク先をご参照ください)
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まずはヤコウガイについてのいろいろなお話をうかがいます。
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さあ体験!
たくさんある中から、自分の好みの形のヤコウガイを選びます。
ヤコウガイの元の貝は、こんな感じです。→ヤコウガイの画像
緑色した表層部の稜柱層と、七色の彩りを秘めた真珠層。
どちらを自分が表現したいか、
形と色の組み合わせは、大人でもどれを選ぶか本当に悩むところです。
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サンドペーパーは、0番から10番まで11枚。
美しく仕上げるためには、最初の3枚までをとにかく丁寧に磨いていくことがポイントです。
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水をつけながら6番まで磨いたところ。
光沢がでてきたような、分からないような・・・。
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11枚のサンドペーパーのあと、
研磨剤をつけてデニムのような生地で納得のいくまでぴかぴかに磨き上げて、
約1時間ほどで、できあがり。
それぞれに個性があって素敵です。
ネックレスにしたり、携帯ストラップ、髪飾りにしたり。
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キャラメル色、ミルク色、翡翠のような色、
まろやかな自然の色の組み合わせと形は、
どれ一つとして同じものがありません。
自分ががんばったぶん
美しく輝いてくれています。
奄美近海で獲れるヤコウガイは
栄養分の豊富な藻類に恵まれ時をかけてゆっくり成長するため、
とくに質がよく世界でもっとも美しい光沢を放つと言われているとか。
ただ近年は乱獲や環境悪化が著しく
ヤコウガイの数も激減してるそう。
ヤコウガイ磨きを通じて、
いろいろな学びや考えさせられることがありますね。
こんなヤコウガイのお話がラジオでもお聴きいただけます。
8月9日(木)
エフエムせとうち、S.B.Iの番組「せとうち なんでも探検隊」に
池村茂さんにゲスト出演していただきました。
また旧盆のことについても、シマッチュのゲストを迎えてます。
放送は
◎エフエムせとうち 10:10~ / 14:40~ / 20:40~
◎あまみエフエム 14:40~
(あまみエフエムでは、インターネットサイマルラジオでも放送中です)
ぜひお聴きください!
2012.08.04
瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内