カツオノエボシ

生態
青い気泡体で、水面に浮かび、大群が岸に吹き寄せられることがある。
3月~5月に奄美で確認されている。

症状
触手に強力なタンパク毒を含む刺胞を持つ。
触手に触れると、激しく痛みミミズ腫れになる。
ひどい時は、頭痛・吐き気・呼吸困難をおこす。

応急処置
体についた触手はこすらない。海水で洗う。
刺胞の除去をし、患部を冷やす(かゆみを抑える効果がある)
*カツオノエボシやウンバチイソギンチャクなどは、食酢をかけない。

予防
発生する時期と場所などを把握する。
風の当たる湾内にたまりやすい。(海水浴時は注意する)
皮膚を覆う服装で海に入る。水面で確認したら静かに逃げる。
打ち上げられたもの、死んでいるものの触手にも、触らない。