ヒニャハム(火の神)祭
9月~10月のヒノエの日に行われる日行事です。家庭でカマドを使用していた時には、小さな石を3個粘土で 塗り固めた小さなカマド型のものを作り,これをヒニャハムガ
ナシと言っていました。普段は家の主婦が毎朝線香とお茶を供えて拝んでいますが、9月~10月のヒノエの日には、ミキを作り家や集落で火の神を祭る行事が行われていました。9月9日に集落の 火の神を祭る集落もかなりありこの日は水の神を一緒 に祀る行事をしている集落もあります。
(瀬戸内町誌・民俗編)